マニラの観光スポット

マニラ最古の地区で、最大の観光スポットであるイントラムロス。16世紀に初代フィリピン総督であるレガスピが、外敵からの侵入を防ぐために建造した城郭都市で、スペイン語で「壁に囲まれた街」という意味を持ちます。

イントラムロス内にはマニラ大聖堂、サンチャゴ要塞、サン・アグスチン教会など歴史を感じられる場所が多くあります。

スペイン統治時代の面影を今に残し、古き良き時代のマニラを感じられるイントラムロスは、フィリピンの歴史を知るために一度訪れていただきたいスポットです。

イントラムロスの北端に位置し、150年をかけて建造されました。全周約620mもの巨大なサンチャゴ要塞は軍事拠点や刑務所など、様々な用途で使用されてきました。太平洋戦争時代には、日本憲兵隊の本部も置かれていました。

フィリピンの国民的英雄であるホセ・リサールが囚われていた場所でもあり、一角にはリサールの記念館が建ち、遺品などが展示されています。

現在では、緑あふれる美しい公演でもあり、多くの観光客はもちろん、フィリピン地元の人も多く訪れる場所です。

マニラ大聖堂は、マニラ・カトリック大司教が本拠を置く重要な教会です。1581年に建造された後、戦火や災害などで倒壊と再建が繰り返され、現在の建物は1958年に再建されました。

ドーム型の屋根とベル・タワーが遠くからでも大きく見えます。大聖堂のドーム内では美しいステンドグラスや彫刻、モザイクなどを見ることができます。

また、4,500本ものパイプを持つオランダ製のパイプオルガンは必見！アジア最大級を誇るパイプオルガンです。日曜日のミサの時間帯に訪れれば、その音色とミサコーラスを堪能することができます。

世界遺産である「フィリピンのバロック教会群」の一つで、16世紀に建てられたバロック建築の石造教会です。現存する石造教会としては、フィリピン最古。第二次世界大戦の戦火や地震などにも耐え抜き、イントラムロス内で破壊されずに現存しているのはサン・アグスチン教会だけで、「奇跡の教会」とも言われています。

写真ではまるで装飾が彫られているように見えるアーチ型の天井や豪華なパイプオルガン、壁画など多くの見どころがあります。

サン・アグスチン教会で結婚式を挙げるのはフィリピン女性の憧れで、マニラの休祭日には結婚式が頻繁に行われています。

「世界三大夕日」の一つして有名な場所であるマニラ湾。空と海を真っ赤に染めながら沈む夕日は、ぜひ一度は目に焼き付けたい景色です。その美しい景色は、旅のムードをさらに盛り上げてくれます。

鑑賞スポットは、海沿いの遊歩道「ベイ・ウォーク」や、大型ショッピングモール「モール・オブ・エイジア」の遊歩道などたくさんありますが、おすすめなのがホテルのバー。沈んでいく夕日を見ながら、フィリピンのサンミゲルビールでのどを潤すのは最上のひとときです。

また、船上で夕日を眺めながら美味しい食事を楽しめるディナークルーズなどもあります。

BGCは、今フィリピンで最も注目されているエリアと言っても過言ではありません。元は空軍基地だった場所で、ここ15年程度で急速に開発がすすめられた商業エリアです。

夜もライトアップがされ、警備員も多いので、危険な雰囲気がほとんどなく安心して歩くことができます。

BGCで最もにぎやかなのが、オープンエアー型のモール「Bonifacio High Street」。全長50mの歩道に話題のショップやおしゃれなカフェ、レストランなどが数多く立ち並んでいます。現地の若者にも人気で、安全な環境の中、ショッピングや食事を楽しむことができます。

2008年3月にオープンしたアジア最大級の水族館で、ホテルやレストランなども併設されたテーマパークです。

有名なのが、25mにもおよぶトンネル型の水槽。大きなエイやサメ、カラフルな熱帯魚が泳ぐ姿を楽しむことができます。また、筒形の水槽がたくさん並ぶクラゲ館も、幻想的な世界を満喫することができるおすすめスポットです。

そのほか、人魚になりきって泳げるアトラクションや、サメやエイに触れるユニークなプールなどもあり、お子様連れのご家族も1日中楽しむことができます。