マニラManila
日本から直行便で約4時間のシティリゾート地です。古き良き時代の思い出と、最先端の建物が融合した街であるマニラ。16世紀に建設された旧城塞都市・インストラムロスといった歴史的観光スポットもありながら、開発が進み、高級レストランや大型ショッピングモールが次々と建設されるマカティ地区やボニファシオ地区といった観光エリアもあります。
また、マニラ湾のサンセットは世界三大夕陽に選ばれており、それを目的にマニラを訪れる旅行客がいるほどです。
美しい海に囲まれた、南国の楽園フィリピン。忙しい日常生活から離れ、ゆったりとした時間を楽しむことができる人気の旅行エリアです。
フィリピンに旅行に出かける前に、まずは知っておきたいフィリピンの基本情報をご紹介します。
7,000以上の島からなるフィリピン。ビーチリゾートを楽しめるセブ島、大型ショッピングモールが立ち並ぶマニラ、世界のベストビーチに選ばれたボラカイ島など…。
エリアごとに特徴があり、その島ならではの魅力を楽しむことができます。
日本から直行便で約4時間のシティリゾート地です。古き良き時代の思い出と、最先端の建物が融合した街であるマニラ。16世紀に建設された旧城塞都市・インストラムロスといった歴史的観光スポットもありながら、開発が進み、高級レストランや大型ショッピングモールが次々と建設されるマカティ地区やボニファシオ地区といった観光エリアもあります。
また、マニラ湾のサンセットは世界三大夕陽に選ばれており、それを目的にマニラを訪れる旅行客がいるほどです。
美しい海や自然を求めて、世界中から旅行者が訪れる世界有数のリゾート地です。物価も安く、手ごろに行けるため人気の旅行先となっています。
アイランドホッピングや市内観光、ボホール島観光など、さまざまなオプショナルツアーを楽しむことができるのも魅力の一つ。中でも、今一番人気なのがジンベイザメウォッチングツアー。魚類最大の大きさのジンベイザメとほぼ100%の確率で出会える、世界でもなかなかない場所がセブなのです。
「フィリピン最後の秘境」と呼ばれるパラワン諸島。北部には高級リゾートが点在し、1島1リゾートの贅沢な環境はまさに隠れ家リゾートです。
島の北端にあるエルニドは、沖に浮かぶ50の島々からなっていて、その島々のほとんどが大理石の島。海に出れば、エメラルドグリーンの海から切り立った大理石の島々が見えてきます。白い砂浜、クリスタルクリアな水、サンゴ、美しい夕日に囲まれ、至福の時間を過ごすことができる場所です。
ボラカイ島の最大の魅力は、西海岸に4kmにもわたって延びるホワイトビーチ。2013年には、旅行口コミサイトの人気投票でアジア1位にも選ばれています。ベビーパウダーさながらのきめ細やかな砂が、純白に輝きを放ちます。
もともとは欧米人の隠れ家リゾート地として人気だったボラカイ島。今では高級リゾートホテル、スパ、ゴルフ場、レストラン、マリンスポーツとさらに洗練され、セブ島に次ぐフィリピンの人気リゾート地に成長しています。
マニラから空路で約1時間、セブ島から高速船で90分で行くことができるボホール島。ボホール島の魅力は単なるビーチリゾートではなく、エコツーリズムに特化していることです。
乾季に草が枯れて茶色に変わり、チョコレートのような色合いになることから名づけらた小山郡、チョコレート・ヒルズ。世界的に希少な手のひらサイズのメガネザル、ターシャ。マングローブ原生林に囲まれたロボック川など…。壮大な自然を楽しむことができるリゾート地です。
フィリピンの季節は地域によっても異なりますが、大きく6月~11月までの雨季、12月~翌年5月までの乾季の二つの季節に分かれています。乾季の中でも3月~5月までが、最も暑い時期です。
セブ島やボラカイ島、パラワン諸島などのリゾート地で休暇を過ごすのなら、12月~5月ごろがおすすめ。3月~5月は真夏の陽気なので暑いと感じる日もありますが、ビーチを満喫するのであればこの時期がベストです。
首都マニラやルソン島北部、ルソン南部で観光するベストシーズンは、雨が少ない11月~5月中旬。特に11月~2月の乾季はクールドライとも呼ばれ、湿度も低いので、年間を通して暑いフィリピンでも過ごしやすい時期です。
ビガンやバギオ、タガイタイ高原などを訪れるのなら、雨季が終わるころがベストシーズンです。
フィリピンは年間を通して温暖で、過ごしやすい気候なのが特徴。年間の平均気温は26~27℃とまさに南国です。
季節は雨季と乾季の2つのみ。6月~10月までの雨季、11月~翌年5月までの乾季に分かれています。乾季の中でも、3月~5月は特に気温が上がるので「サマー」と呼ばれています。また、雨季と言っても日本の梅雨のように小雨が降り続くわけではなく、午前・午後の1回ずつ、1~2時間ざっと降るイメージです。(ざっと降ってすぐにやむ雨はスコールと呼ばれています)
そして、フィリピンへの旅行を計画する際に気をつけたいのが台風です。8月~10月にかけて多くなりますが、近年では11月にも台風が来るようになり、台風シーズンが長引いていると報告されています。
基本的には日本の夏服でOK。気温が高く汗もかくので、動きづらい、歩きづらいといった服装は避け、熱中対策としても軽装がおすすめです。ただし、レストランやショッピングモールなど室内は寒く感じるくらいに冷房が効いている場合があります。軽く羽織れるものを用意しておくとよいでしょう。
セブ島などのビーチリゾートは日差しが強いので、紫外線対策とサングラスは必須。南の島ならではのスコールがあるので、特にお子様連れの方は小さく丸められるレインコードをカバンに入れておくと安心です。ルソン島北部に行かれる方は、高原リゾートのような気候なのでカーディガンなど羽織れるものをお持ちください。
また、高級レストランやホテルでの催事、カジノなどシーンによってはドレスコードが設けられている場合があるので、出発前にチェックしておくことをおすすめします。
フィリピンの通貨はフィリピンペソと呼ばれ、「PHP」もしくは「₱」と数字の前に書かれます。フィリピンのお金は日本と同様に紙幣とコインがあり、紙幣は20、50、100、200、500、1,000ペソの6種類。コインは1、5、10、25セントと、1、5、10ペソの計7種類があります。
ペソはスペイン植民地時代に作られて通貨で、他にもアルゼンチンやチリ、メキシコなど、元スペイン植民地の国はペソを用いていることが多いです。ただし、他の国のペソとフィリピンペソの為替レートは異なります。
【為替レート】
フィリピンペソは円=米ドルの影響を受けやすく、ここ数年間は1ペソ=2円~3円で変動しています(2018年時点)。インターネットでも為替レートは確認できますので、物価感覚をつかむためにも旅行前に必ずチェックしておくのがおすすめです。
【旧紙幣について】
フィリピンでは2010年に現在のデザインの紙幣が発行されました。2015年までは旧紙幣も新紙幣と同様に使えましたが、2016年からは使用できなくなっておりますのでご注意ください。
【お金に関するプチ情報】
フィリピンではなるべく額面の小さな紙幣を持ち歩くようにしましょう。1,000ペソを市内で少額のものに使うと、まず嫌な顔をされてしまいます。ひどい場合は、お釣りがないと言われてしまうこともあります。
また、最後に免税店でお買い物をされる方も多いでしょう。免税店では各国の通貨が利用できますが、お釣りはフィリピンペソです。上手に計算して最後のショッピングをお楽しみください。
フィリピンの物価は、日本と比べて1/3程度と言われていますが、あくまでこれは一つの目安。一般的に物価は給与水準に応じて決まりますが、フィリピンの平均給与水準は以下のように日本の1/10近くになります。
・新卒:約20,000円~
・中地:約40,000円~
・マネージャークラス:約80,000円~
下の表でフィリピンの物価を見てみると、ほとんどの物価が日本と比べてとても安価と言えることが分かります。
コーラ | 500mlで30ペソ(75円) |
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缶ビール | 40ペソ(100円) |
ファーストフード | ビックマックセットが180ペソ(450円) |
タクシー | 初乗り運賃が40ペソ(100円) |
マッサージ | 1時間300ペソ(750円) |
お米 | 5キロ300ペソ(750円) |
フィリピンの公用語はフィリピン語です。ただし、教育においては学校の国語として公用語に指定されているフィリピン語と英語を教えているので、学校に通っている方はフィリピン語と英語の両方を話すことができます。英語とタガログ語が入り混じった「タガリッシュ」という言葉もよく使われています。
フィリピン語の元の言語になっているのが、タガログ語。タガログ語は、もともと首都マニラ近辺で話されていた言語です。このタガログ語をフィリピン語の基礎にすると決められ、現在に至ります。各地方では、「ビサヤ語」「セブアノ語」「ワライ語」「イロカノ語」「パンパンガ語」などの言語が使用されており、それらはタガログ語ともまた異なる言語となります。
東南アジアで唯一のキリスト教国であるフィリピン。国民の83%がカトリック、そのほかのキリスト教徒が10%、イスラム教徒は5%ほどと言われています。
フィリピン人の多くは、信仰の厚いクリスチャンです。食事の前には感謝のお祈りをし、日曜日の朝には教会へ礼拝に行くので、日曜の午前中には街全体で人がいないということもあります。フィリピンの祝祭日はキリスト教によるところが大きく、ホーリーウィークは連休となります。その間、観光名所やお土産店、ゴルフ場など、クローズしてしまうところもあるので、この期間にフィリピンへ旅行される際は事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
各地方ごとにキリスト教関連のお祭りがありますが、最大のお祭りが「シヌログ祭り」。毎年1月にセブ島で開催されており、一見の価値があるのでぜひ訪れてみてください。
日本とフィリピンの時差は1時間です。日本のほうが1時間進んでいるので、フィリピンがお昼の12時だとしたら、日本は13時ということになります。フィリピン全土で時差は同じなので、マニラ、セブ、ダバオ、そのほか主要都市でも変わりません。フィリピンに行った際は、1時間時計の針を戻せばOKです。
飛行時間も短く、時差も1時間とほとんどないので、到着した日から日本と同じ時間軸で行動できるのが大きな魅力。小さなお子様がご一緒でも、負担が少なくて済みます。
また、時差が少ないので、フィリピンからでも日本のご家族やご友人と連絡が取りやすいこともメリットです。相手との時差をほとんど気にせず、日本にいるときと同様に連絡を取り合うことができます。