フィリピンまでの飛行時間は?離島への行き方もご紹介
家族での海外旅行の候補地としてフィリピンは、とても人気があります。なぜなら、フィリピンは日本から短時間でいける海外リゾートのひとつ。小さな子供がいる場合など、移動時間が長時間だと飽きてぐずってしまったり…と周りの目も気になりますよね。
スムーズに楽しく旅行をするには、移動時間のリサーチも大切です。
この記事では実際に日本からフィリピンで人気の観光地までの飛行時間や、乗換ルートの比較などをわかりやすく説明していきます。
あなたの大切な家族旅行計画のお役に立てれば幸いです。
日本からフィリピンまではどれくらいかかる?
日本からフィリピンへ旅行するには、飛行機での移動になります。
フィリピンの首都マニラか、セブ島行きの直行便が運航されています。主要都市からフィリピンまでそれぞれ約4~5時間で到着するので、2泊3日などの短めの休暇で行きやすいこともフィリピン旅行のメリットです。
日本からマニラの直行便は?
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)行きの直行便が出ているのは「成田国際空港」「羽田空港」「関西国際空港」「中部国際空港」「福岡空港」「新千歳国際空港」の6つです。
それぞれの出発地から利用できる航空会社と、フライト数や所要時間を紹介します。
●成田国際空港 ※所要時間は約5時間
利用できる航空会社は下記の6社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週14便)
・日本航空(毎日運航:週14便)
・全日空(毎日運航:週7便)
・デルタ航空(毎日運航:週7便)
・セブパシフィック航空(毎日運航:週14便)
・ジェットスター・ジャパン(毎日運航:週7便)
●羽田空港 ※所要時間は約4時間40分
利用できる航空会社は下記の2社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週14便)
・全日空(毎日運航:週7便)
●関西国際空港 ※所要時間は約4時間
利用できる航空会社は下記の3社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週11便)
・セブパシフィック航空(金曜日以外で運航:週7便)
・ジェットスター・ジャパン(木曜日以外で運航:週7便)
●中部国際空港 ※所要時間は約4時間
利用できる航空会社は下記の3社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週7便)
・セブパシフィック航空(水曜日以外で運航:週6便)
・ジェットスター・ジャパン(月・水・金・日で運航:週4便)
●福岡空港 ※所要時間は約4時間
利用できる航空会社は下記の2社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週7便)
・セブパシフィック航空(火・木・日で運航:週3便)
●新千歳空港 ※所要時間は約5時間35分
利用できる航空会社は下記の1社です。
・フィリピン航空(月・水・金で運航:週3便)
※2019年1月時点の情報となります。
日本からセブの直行便は?
マクタン・セブ国際空港までの直行便もマニラ行きよりは数は少なくなりますが、「成田国際空港」「関西国際空港」「中部国際空港」から運航しています。
●成田国際空港 ※所要時間は約5時間
利用できる航空会社は下記の2社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週14便)
・セブパシフィック航空(火・木・土・日で運航:週4便)
●関西国際空港 ※所要時間は約4時間20分
利用できる航空会社は下記の1社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週7便)
●中部国際空港 ※所要時間は約4時間30分
利用できる航空会社は下記の1社です。
・フィリピン航空(毎日運航:週7便)
※2019年1月時点の情報となります。
できるだけ安く行きたい!日本からセブまでの乗り継ぎのルートを紹介!
日本からセブ島へ行くルートは直行便以外にもあります。マニラからの乗り継ぎルートや韓国経由・台湾経由で行くルートなどを紹介します。
日本各地から行くセブ島までの主な乗り継ぎルート
●マニラでの乗り継ぎ
日本からまずはマニラに向かい、マニラでセブ島行きの国内線に乗り換えます。マニラからセブ島までの飛行時間は、約1時間15分です。
同じ航空会社同士での乗り継ぎの場合、同じターミナル内での乗り換えとなります。しかし、異なる航空会社を利用する場合、ターミナル間を移動しなくてはいけません。歩ける距離ではなく、タクシーやシャトルバスでの移動が必要となるため、乗り換え時間には余裕を持ったフライトスケジュールにするようにしましょう。
●韓国(ソウル)での乗り継ぎ
まずは日本から韓国の仁川(インチョン)空港に向かいます。日本から仁川空港までの飛行時間は、約2~3時間。そこからセブ島行きの国際線に乗り換え、約4時間30分でセブ国際空港に到着します。
仁川空港までは札幌、新潟、静岡、広島など、地方空港からも多くの便が運航されているので、地方のお住まいの方にも便利なルートです。また、ハブ空港としての役割を担う仁川空港では、多くのトランジットツアーも用意されています。無料で市内観光などができるので、乗り継ぎまでの時間も楽しく過ごすことができるでしょう。
●台湾での乗り継ぎ
まずは日本から台湾の桃園国際空港に向かいます。日本から桃園国際空港までの飛行時間は約1時間30分~約4時間30分。福岡や長崎からは、約2時間30分で到着することができます。そこから国際線に乗り換え、約3時間でセブ島に到着します。
桃園国際空港は各航空会社がハブ空港として利用している、台湾最大の国際空港。スポーツパーク、マッサージ、図書館など無料で利用できる施設が充実しています。また、シャワーも無料で利用することが可能!乗り継ぎまでの時間をゆっくりと過ごすことができます。
乗り継ぎルートのメリットデメリット
乗り継ぎで行くメリットは料金が一番!
直行便よりも乗り継ぎルートでセブ島に向かうメリットは、やはり値段です。航空券代を抑えたいと思ったら、乗り継ぎでハブ空港を利用することでチケット料金を抑えることができます。
また、セブ島やマニラまでの直行便が発着している空港まで遠い地域に住んでいる方は、その空港まで日本国内で移動するよりも値段を抑えられる場合もあります。
2カ国分の旅行を楽しめる!
もし旅行の日にちに余裕があれば、韓国や台湾などの経由国で一泊して観光を楽しむのもおすすめ。一泊するのが難しくても、無料のトランジットツアーなどを利用して市内観光をすることもできます。2つの国を観光できるのは魅力的ですよね。
デメリットは時間がかかること
料金を抑えることを重視した場合は乗り継ぎルートは魅力的ですが、その分乗り継ぎの際に時間がかかってしまうことがデメリットとしてあげられます。
すんなり乗り継げる場合はいいですが、運航便のフライトスケジュールや、天候によって乗り継ぎ便にうまく乗れない場合は思った以上に時間を取られてしまうことも多いので注意が必要です。現地での滞在時間が想定していたよりも短くなってしまった…ということがないように気をつけましょう。
他のビーチリゾートへの飛行機事情
フィリピン以外のビーチリゾートの場合、目的地までどれくらいかかるのかや時差、物価などを見てみましょう。
ハワイの場合
日本からハワイまでのフライト時間は約7時間~9時間。1日のフライト本数は時差の問題もあり、それほど多くなく、直行便は19時~22時の時間帯がメインになります。
また、日本とハワイとの時差は19時間。海外旅行の時差などに慣れない人には、時差1時間のフィリピンのほうが時差ボケに悩まされることなく、過ごしやすいかもしれません。また日本人が多すぎることや、このところは噴火の問題があるのがデメリットです。
グアムの場合
日本からグアムまでは、直行便で約3時間半で着きます。日本からの旅行者が多いため日本語が通じやすいこと、フライト時間が短いのは魅力です。ただし、物価は高めなのでホテル代や食事代はそれなりにかかると言えるでしょう。
バリ島の場合
物価の安さやスパなども楽しめることで特に女性に人気のインドネシアのバリ島までは、直行便を利用した場合でも約7時間のフライト時間がかかります。航空代金自体が高めなのと、乗り継ぐとかなりの時間を要するのがデメリットです。
人気のビーチリゾートはたくさんありますが、フィリピンは短時間で行けることや、ビーチやゴルフ、ショッピングなど様々な楽しみ方もできることで、一押しのリゾートです。
セブだけではない!フィリピンのビーチリゾートの魅力
セブだけではなく、フィリピンではマニラやセブ島を拠点に離島へ足を伸ばすこともできます。ここでは、人気の3つの離島へのルートを紹介します。
ボラカイ島へのルート
日本から行く場合は、直行便はないのでまずはマニラかセブ島へ向かいます。そこから国内線で、ボラカイ島の対岸にあるパナイ島のカティクラン空港もしくはカリボ空港へ。バスで「カティクラン港」に行き、ボートに乗り、約15分でボラカイ島へ到着します。
エルニドへのルート
日本から行く場合は、直行便はないのでまずはマニラかセブ島へ向かいます。マニラとセブ島からはエアスイフト航空の直行便で、約1時間程度で到着。
値段を抑えたい場合は、パラワン島を経由しプエルトプリンセサ空港からエルニドへ。ただし、エルニドまではバンまたはバスで約5~7時間かかります。
ボホール島へのルート
日本から行く場合は、直行便はないのでまずはセブ島へ向かいましょう。
セブからはフェリーで行くことができます。予算に余裕がある方は、セスナで移動もできるルートもあります。
まとめ
いかがでしたか?フィリピンは日本からも行きやすく、飛行時間も短めで時差もたったの1時間程度。そのためお子様づれの初めての海外旅行でもおすすめできるリゾート地です。
マニラやセブ島以外にも、魅力的な離島エリアもたくさんあり、家族みんなで楽しめます。
大切な思い出作りをする旅先の候補として、ぜひ検討してみてくださいね。