久々の海外旅行、あなたならフィリピン・ベトナム選ぶならどっち?

2019/11/05

海外旅行は特別な時間。久しぶりの海外というのであればなおのことでしょう。
行先はどこであっても良いとはいえ、やはり『行ってよかった』という満足感を得たいですよね。
今回は、アジア旅行先として今人気のフィリピンとベトナム、それぞれの特徴や魅力についてご紹介します。

日本からのアクセスは?

空に飛ばそうとしている紙飛行機
アジア旅行の一番の魅力といえば何と言っても近さ!数時間あれば到着することができるので、長期の休暇でなくても十分楽しむことができます。
それでは、日本からのアクセスについて、フィリピンとベトナムそれぞれみてみましょう。

フィリピン

日本からフィリピンは、マニラ・セブ島への直行便が運航されています。
マニラまでは羽田・成田・中部・関西・福岡・新千歳から直行便が運航しており、約4時間~5時間。セブ島までは成田・関西・中部から直行便が就航しており、約5時間です。
ボラカイ島やエルニドなど、その他の離島に行く場合には、基本的にはマニラ経由で国内線を利用します。

日本・フィリピン間の時差は約1時間なので、時差ボケの心配がなく、現地での時間を存分に楽しめることも人気の理由と言えます。

ベトナム

日本からベトナムは、ホーチミンとハノイへの直行便が運航されています。
羽田・成田・中部・関西・福岡からホーチミンまでは約5時間半~6時間半、同じくハノイまでは約5時間~6時間半のフライト時間です。

ベトナム随一のビーチリゾートとして人気のニャチャンまでは、ホーチミンから国内線で約1時間、列車で約9時間です。
日本・ベトナム間の時差は約2時間で、こちらも現地での時間を妨げるほどではないでしょう。

フィリピンとベトナム、現地の気候は?

青い空と太陽
現地でのスケジュールを立てるためにも、チェックしておきたいのが気候です。
フィリピンとベトナムの気候やベストシーズンをそれぞれみてみましょう。

フィリピン

フィリピンは熱帯性気候で平均気温26~27℃と1年中暖かいのが特徴です。
6月~10月が雨季、11月~5月が乾季ですが、地域によって差があるので注意が必要。ただし雨季と言っても日本のように一日中雨が降るわけではなく、フィリピンの雨季の特徴は1~2時間ざっと降るスコールが特徴です。

ベストシーズンに行きたいという方へのおすすめは、サマーと呼ばれる3~5月。乾季の中でも特に気温が上がる時期なので、南国らしさを味わいながらビーチでのアクティビティを存分に楽しむことができるでしょう。

ベトナム

ベトナムは高温多湿が特徴で、熱帯モンスーン気候に属しています。ただ南北に長い国土形状から、同じベトナムでも地域によって気温差があります。
特に12~3月までの冬季は、北部(ハノイ・ハロン島など)はジャケットが必要となるほど気温が低いのに対し、南部(ホーチミン・ニャチャンなど)は日中30℃を超えるほど暑くなります。

ベストシーズンについても北部と南部で少し異なり、北部は乾季で湿度も低い10~4月。湿度も下がり、快適に過ごすことができます。
南部の乾季は11~4月ですが、快適に過ごすのなら1月~2月がおすすめ。乾季の中でも比較的涼しく過ごせる時期なので、観光もしやすいでしょう。

フィリピンとベトナム、物価の違いは?

いろんな国の紙幣
現地で観光を楽しんだり、ショッピングしたり…。そこで気になるのが物価です。
国によって物価には違いがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

フィリピン

フィリピンの通貨はペソ、物価は日本の三分の一程度です。500mlのミネラルウォーター1本で40円程度です。
庶民的な食堂であれば、500円以内で十分満足することができます。
(2019年9月現在)

ベトナム

ベトナムの通貨はベトナムドン。ベトナムの物価も日本と比較すると安価で、東南アジアでトップクラスと言われています。500mlのミネラルウォーターの価格は1本25円程度です。ただし、食事をするレストランやホテルによっては日本以上になることも…。
現地の方が食事をするような庶民的な食堂であれば200~300円で現地食であるフォーなどを楽しむことができます。
(2019年9月現在)

使われている言語や国民性は?

並べられたアルファベットの書かれたブロック
旅行に行ったら会話をするまでは難しくても、挨拶程度は現地の言葉でしたいと思われる方もいらっしゃるかと思います。また、観光地や飲食店など、現地の人と触れ合う場面もあるでしょう。
では、フィリピンとベトナムで使われている言語と国民性について見てみましょう。

フィリピン

島国大国と言われるフィリピンですが、各島によって話される言語が異なりその数110以上ともいわれています。フィリピンでは現地語のタガログ語に加え、英語も公用語の一つです。
フィリピンの英語語学力は世界でもトップクラスと言われており、フィリピン旅行の際には英語を話すことができれば問題ありません。

フィリピンの方は明るく朗らかで日本における昭和初期のような温かみがあることから、どこか懐かしさを感じるかもしれません。

ベトナム

ベトナムで使われる言語はベトナム語ですが、英語を話せる人も多く、観光地や飲食店では英語でコミュニケーションをとることができることも。
ただ、語尾の子音を発音しないといった癖があり、聞き取りにくいことが多いとも言われています。

国民性はというと、とても明るく、素直で素朴、勤勉という特徴から日本人と共通する部分があると言われています。

グルメを楽しむ!「食事」の特徴は?

フィリピン料理アドボ
海外旅行の醍醐味の一つと言えるのが、食事です。国によって食材はもちろん、よく食べられるローカルフードにも違いがあります。
フィリピンやベトナムで食べたいおすすめのメニューや味の特徴などを見てみましょう。

フィリピン

フィリピン料理は魚や肉を使ったものが多く、トマトソースやビネガーをよく使用します。これは、スペイン統治の名残と言われています。
辛い料理はほとんどなく、酸味や甘み、塩味がきいたものがよくあります。

人気のフィリピンフードには、豚を丸焼きにしたレチョンや煮込み料理のカレカレ、日本の焼きそばによく似たパンシットカントンなどがあります。日本人にはあまり馴染みがないものが大半です。

ベトナム

ベトナムは古きにわたって中国による統治自体の後、フランス統治時代もあったことから、フランス食文化の影響も受けています。

ベトナム料理の特徴は辛すぎず・甘すぎずなマイルドな味わいで、人気のローカルフードには、フォーやバインミー、バインセオがあります。

ビーチを楽しめる都市の魅力とポイントは?

犬がいるビーチの様子
海外旅行といえばやはりビーチ!
南国感を堪能してリフレッシュしたい方必見のビーチを楽しめる都市について見てみましょう。

フィリピン

ビーチリゾートの定番であるセブ島の他、世界のベストビーチにも選出されたボラカイ島、神が創造した最後の秘境と言われるエルニドなどが人気。自然も多く残されており、ここでしか味わえない絶景を堪能することができます。

ベトナム

世界的にも屈指のビーチリゾートとして知られるニャチャンビーチやプライベートビーチのような感覚で楽しむことができるダナン、ベトナム最後の楽園と言われるコンダオ島などがあります。

とことん満喫!人気アクティビティは?

ダイビングを楽しむ人
観光したり、食事を堪能したり、ショッピングしたり…と楽しみ方はさまざまですが、やはり旅をとことん満喫したいアクティブ派の方の中にはアクティビティを思い切り楽しみたい方もいらっしゃるでしょう。
フィリピン、ベトナムそれぞれの人気アクティビティを見てみましょう。

フィリピン

フィリピンは島国であることから、多種多様なマリンアクティビティを楽しむことができます。島々を周遊しながらダイビングやシュノーケリングなどを楽しむアイランドホッピングや、カヤック、バナナボートなど…。
一度は体験してみたかったマリンスポーツがあるのであれば、ぜひフィリピンで体験してはいかがでしょうか。

ベトナム

ベトナムも、ビーチを楽しむシュノーケリングやパラセーリングなどのマリンスポーツが豊富!
そのほか、ホーチミンからバスで5時間ほどの場所に位置するムイネーではバギーに乗って砂丘を駆け抜けたり、山間部でハイキングを楽しんだりすることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
フィリピン・ベトナムそれぞれに特徴や魅力があり、どちらが良いのか一言では言い切れません。旅行中に何をしたいのか、旅行に関する目的からより自分に目的に合った時間の使い方ができる国を選べば、より満足度の高い旅となること間違いなしですよ!
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