世界遺産を目にしたい！～マニラ旅行必見の世界遺産～

世界の国々にはまだ見たことのないような景色が広がると同時に、多くの世界遺産があります。その国世界遺産を間近に見ることは、海外旅行での醍醐味の一つでもありますよね。

この記事では、日本からマニラに行ったらぜひとも見たい世界遺産と特徴や見どころ、アクセスについてご紹介します。
 

サン・アグスチン教会

サン・アグスチン教会はマニラがスペイン統治時代の16世紀に作られたバロック式の教会です。世界遺産に登録されているフィリピンのバロック様式教会群は全部で4つありますが、その中でもフィリピン最古の歴史があります。

第二次世界大戦中には戦火が及びましたが、イントラムスの中でも唯一破壊されることなく当時のままの状態を見ることができます。さらに敷地内には博物館が併設され、多くのカトリック作品が所蔵されていて、見ごたえがあります。
博物館からは教会の2階にある聖歌隊席に出ることができ、18世紀のパイプオルガンも見ることができます。

マカティ周辺エリアから車で30分、ニノイ・アキノ国際空港からは40分ほど。訪れる際にはタクシーの利用すると便利です。
サン・アグスチン教会があるイントラムロスには、他にもマニラ大聖堂やサンチャゴ要塞などの観光スポットがあるので、マニラ旅行でぜひ訪れておきたい場所と言えるでしょう。
 

コルディリェーラの棚田群

マニラ市内から250kmにあるルソン島北部に位置し、約2万キロにも及んで棚田が広がる様子を見ることができるのが、「天使への階段」とも評されるコルディリェーラの棚田です。この広大な棚田を切り開いたのは、少数民族イフガオ族の人たち。2,000年も経った今も当時の姿を目にすることができます。
棚田をトレッキングなどで横断する場合には現地ガイドを雇うことが原則となっていますが、テラスや展望台からの観賞であればガイドなどは必要なく自由にみることができます。

マニラ市内から車やバスで約10時間要してようやくバナウェにつき、その後トライシクルに乗り換えて1時間半ほど進むと山間部に到着します。
マニラから距離があり、コルディリェーラの棚田に行く際にはバギオに1泊するか、ある夜行バスを利用して行くかどちらかを選択することになります。ただ、それほどの大変な思いをしてでも一見の価値あり！思わず息をのむ絶景が広がっています。
 

ビガン歴史都市

マニラから400キロ、ルソン島北西部にあるビガン歴史都市。スペイン統治下だった当時の街並みがそのまま残されており、フィリピンにいながらラテンの空気を感じることができます。
足元は石畳、街のあちらこちらにはカラフルな装飾品が並び、どこをみてもSNS映えすること間違いなしの景色です。

マニラ市内からビガン歴史都市に行く方法は、2通りあります。
1つ目はマニラから直行便のバスを利用する方法で、片道10時間ほどかかります。そして2つ目はマニラから飛行機を使ってラオアグに移動し、ラオアグ空港からバスを利用するという方法です。この方法だと、飛行機の1時間+バスの2時間と計3時間ほどで到着することができます。

ビガン歴史都市の中でも、特におすすめのスポットをいくつかご紹介します。
 

クリソロゴ通り

まっすぐ伸びる石畳の通りは、ビガン歴史都市の象徴ともいえる美しさです。左右にはカフェやレストランが並び、夜になるとライトアップされ昼とはまた違った表情を見せてくれます。
 

聖ポール大聖堂・サルセド広場

1799年に建てられた歴史ある教会で、外観はもちろん内装も白で統一された美しさは圧巻です。特に目玉と評される日曜日に司教がエレキギターを片手に行うミサはビガン歴史都市の名物となっています。
サルセド広場では夜になると噴水ショーが行われ、デートスポットとして人気があります。
 

まとめ

マニラに旅するのであればぜひとも足を延ばして行ってみたい世界遺産についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。個人で行くには大変な場所には、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。

世界遺産には他の観光名所とは一味違った魅力や言葉を失うほどの感動があります。世界遺産を間近で見て、思い出に残る旅行にしましょう。